6月半ばから7月にかけて、ピティナコンペティション予選が各地であり、(もう始まっていますが)
門下生東京、埼玉、山梨、地元長野など分散して受けます。
本日第3回目のホール練習が、Yホールでありました。
午前中山梨生徒5人ほどレッスンしてから、大急ぎで会場に到着。
いつものことですが、生徒の親御さん方、鍵当番から、椅子まで持参してくださり、
舞台(ピアノの用意)もきちんと準備してあり、
私が到着した1時には、生徒達もう順番に練習開始。
今回は、A2級の生徒のFちゃん一名体調不良で欠席以外は全員参加。
完成度も前回よりは、確実に上がってきています。
しかし、全体的に、泣くほど感動する演奏は、まだ無く、
マニュアルどおり何とか演奏している生徒も少なくないのです。
一生懸命弾いている割に、まだダイナミックスも幅が無く、深いサウンドもまだまだ。。。
特に左手のダイナミックスは、薄い生徒が多く、
曲のふくよかさや豊かなサウンドがもっと欲しいところ。
A2級のKちゃんホールデビューおめでとうございます☆
Kちゃんは、4月からピアノ習い始めたばかり。
まさかこんなに弾けるようになるとはびっくりです。
しかし、先生方は、ピアノのキャリアなどは全く知らない事ですし、
A2級と言えど、恐ろしく上手い子が沢山いるのです。
今年は、やれるだけやってみますが、まだ年中さんですから、
来年本番、今年は予行練習と思って、良い勉強ができると良いでしょう。
A1級のYくんは、Kちゃんのお兄ちゃんです。バロックはとても良く歌えています。
トップの音がどうしてもでませんのでその一音の前後を念入りに練習しましょう。
2曲目も最後の音に命かけましょう!
かっこよくなってきました。まだテンポが歪みます。のでしっかり体で拍感を持つことと
とにかく最後まで、歌わせるけどかっこよく弾きましょう。
A1級のHちゃんは、前回音が出なくて出なくて、大変だったのですが、
今日は、丁寧に良い音が出てきています。しばしば、音の質が豹変します。
押さえつけの音は、絶対出してはいけません。。。
テンポ感も随分良くなってきました。
A1級Hちゃんもとても良く弾いていますが、バロックまだ、憂いのない音色。。。
小学1年生に、憂いとか、ちょっとした悲しみとか言っても、なかなかわかりにくいのですが。。。
1曲目と2曲目の音色をがらりとかえることができたらもっと素敵になる事でしょう!
A1級Sちゃん音色ががらりと変わってきました。
だんだん音が太って来て深い音が徐々に出始めました。とても良い事です。
さてここからレガーティシモのお稽古と音色の変化をつけていかねばなりません。
近現代の曲はやはりダイナミックスとくに左手をもう少し聴かねばなりません。頑張りましょう!
B級Cちゃん全体としては整って来ていますが、バロックはまだごつごつしていてたまに音の粒が不揃いで僅かに飛び出したり、まだ指先の細かなコントロールが必要でしょう。近現代はやろうとしている事がだんだんわかる演奏になって来てはいますが、左手が流れてしまっているため拍感が足りませんので音を良く聴きましょう。
B級Yちゃんいつものことながらやりたいことは明確にわかりますが、細かなところがまだまだ丁寧ではありませんので、特に左手のダイナミックスと音色、そして肩がかなり歌わせようと思うとそのとおりに動いてしまいますのでなかなか深い音がでません。自分のフォームをビデオなどで観ながら癖をとってください。もっと輝く事でしょう!
B級Hちゃんバロックは丁寧に滑らかに弾けていますが僅かに2曲とも遅れます。
何処に向かうのかわかっているとは思うのですが、再度楽譜を丁寧に読みましょう。当然すぎますが、向かうときは減速してはいけません。あまりにも薄味ですと、忘れられてしまう恐れありますので、説得力のある音を研究しましょう。やわらかい音は出ていますがメリハリがもっとあって良いでしょう!
B級Kちゃん雰囲気は大変良いと思います。が、よーく聴くとやっぱり粒がまだ不揃いだったり、
Bassが鳴ってなかったり、どうしても音がまだ緩いので、指先のコントロールと音の響きを潰さないことと、左手のダイナミックスや音色の変化を研究していきましょう!
B級Nちゃんやろうとしていることも良くわかります。あとはしばしばまだ音を押さえつける癖がありますので、少し響きが止まるのが残念です。力で強引に弾くのではなく打鍵のスピードでfやpを
つけましょう。パッションもあり温度も高いので細かいところもう一度丁寧に念入りにお稽古してください。
B級Mちゃん今年度初のホールデビューですね。音がどんなものか心配していましたが、思った以上に綺麗な音出ていました。しかし、曲が進むにつれ、段々にダイナミックス、アーティキュレーションがあやしくなり、音が普段の音に戻っていました。後半の練習を楽譜に忠実に丁寧にしてください。まだ細かな暗記(暗譜ではなく)ができていませんのでがんばってください!
C級Aちゃん大人っぽいしっとりとしたヘンデルになりつつあります。が、まだ迫って来ません。
一本のラインで、ぶちぶち細々と聴こえますので、長いパルスを感じて弾きましょう。
fはもっと思い切って出してください。命がけで出してください。聴いているほうはもっと音が欲しいのに不完全燃焼です。脱力して体重をかけて響きのある美しいfを出してください!
C級Kくん良くなってきていますが、まだ微妙に棒弾きの箇所ありです。少し淡白な感じがしますので、もっとしつこく弾いても大丈夫です。曲の山場が何処なのかまだはっきりしないのは思い切りもないのです。命がけで主張してください。期待しています!
つづきはまたお時間あるときに書きます。。。
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