連日、妹たちとも密に連絡を取り合い
両親の事について夜中まで昨日も話し合い。
父はトイレには自分でいけない、
薬も飲めない、起き上がることさえできない…。
夜中には母親が何度も何度も起きて様子を見るのが
すでに2日で限界と言ってきた。
母も糖尿病と、肺炎を患っているため、無理もないこと。
毎日アン訪問看護の鈴木さん、小口さんと、桜ハウスの三井さんが来てくれ、
金曜日にはリバーサイドの安藤先生、かわい先生、そしていづみちゃんのママが
往診に来てくださり、万全の体制で臨んでくださって感謝。
いづみちゃんのママはバリバリの看護師さんなので、また安藤先生も母親の主治医でもありますし、なんとも素敵な方々に囲まれて、
皆さん本当によくしてくださり心強く、
父親に一生懸命関わって下さり本当にありがたいことだと思います。
ただ、母親が夜1人でお世話するのは無理なことなので、
誰か泊まってもらえれば、と言うお話が出ましたが、
みんなそれぞれ仕事があって無理なこと。
家が1番近い私が行ってもいいけれど、
仕事が終わってからだと11時過ぎてしまう。
私はそれでも良いけれど、母親がそれでは困ると言う。
今現在、朝から6時間から8時間実家に行って
父の様子を見ているので、生徒さんにも無理言って
変更やお休みをいただいているのに、
さすがにこれ以上は無理なこと。
仕事を辞めて介護する?
それも今の私にはできないこと。
土曜日午後レッスンしていると父の容体が悪化して、
救急車で運ばれて入院したと妹から連絡が来て、
熱が8度から下がらない。点滴の栄養が高すぎて、
血糖値が500越え、それに加えて肺炎にもなっているとの事。
退院して4日目の出来事です。
父の病状が悪すぎて、私たち素人がいくら手を貸しても、
どんなに手厚くお世話しても限界があります。
また、父は私の言う事は聞いてくれるので、
昨日も、今日も薬全く飲まないと聞いて
「お父さん、薬今日も飲めないんだね。
お母さんも限界だし、トイレにも行けない、
起き上がることすらできない、薬も飲めない、
なら入院するしかないよね。」
この言葉に反応した父親は、
力の限りを振り絞って、起き上がったのです。
とても時間はかかりましたが、それから薬も飲んだんです。
その様子を見て、私は心で泣いていました。
もう起き上がることすらできないのに、
家にいたいんだなぁ…。
静かに家で穏やかに最後を過ごしたいんだなぁ…。
結局父の胃がんは全身に勢い良く広がっていて、
私たちの手には負えない。
お父さんごめんね。
もう少し頑張ろう。
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