ソルフェージュのレッスンなどを通してもわかりますが、
生徒達の95%は、絶対音感が既にあります。
だからと言って、別にどうということもなく、ただ良いことも、悪い事もありますが。
絶対音感がないからと言ってこれも、どうということもなく、
そのことよりも、音楽を理解する能力や、
美しいものを美しいと感じる心のほうが、大切だと思います。
私が、ピアノを教え始めた頃、
言っている事が、通じず疑問に思いました。
音楽の色や景色が見えてないらしいのです。
前に東京芸大に行った生徒が言いました。
Cdurは赤、Ddurはレモン色、Gdurは空色、Bdurは天国の光の色、
全部の調は書ききれませんから省略しますが、
3歳から教えてはじめは色塗りをしますが、ドは赤、レはレモン、ミは緑、
この辺からきているのでしょう。
ただの色ではありません。
私は、イメージを教えていて、たとえばドの赤は情熱の赤、嫉妬の赤、深紅の薔薇、血、時に希望や勇気、パワー。
ソの青は、青い空、澄み切った空気、開放感。
シの♭は光、暖かく包み込む天上界の、神様の光、慈愛などなど。
これがいいのか悪いのか、
ここでは良いとしておいてください。
曲の調が変わると色も変わると言います。
私の場合はそれに加えすぐに背景が出てくるのですが、
これって生徒達には出てきてないようです。
はじめはわからないと言っていることが冗談なのかとおもいましたが、出てこないのでしょう。
見えないらしいのです。
原因不明ですが、これが見えると何とも楽しい音楽なのです。
ソルフェージュやピアノを通してこの素晴らしい見えないものが
早く見えるようになって欲しいと願います。
0 件のコメント:
コメントを投稿