2010/04/11

勉強会

本日13時より門下生の勉強会がありました。

午前中11時30分より声楽の生徒伴奏者のAちゃん来て貰って、

一度ずつ伴奏合わせをして、

八ヶ岳自然文化園に直行。

12時30分より少し前に到着しましたが、なんと!

忘れ物に気がついてしまいました!

連弾があるというのに、まさかの椅子一台のみ(~ ~;)

まずい!

まずい!!

まずい!!!

このピンチをどうやったら乗り越えられるか!


そうだ!!

原村ペンションヴィレッジにお友達のTさんがいらした!

お願いしましょう!

と、思ったそのとき、生徒のお母様のTさんがお声をかけてくださり、

急遽、Tさんのお友達にお電話してくださり、椅子GET!

ほっとして、会場に入ると、

なんと!

なんと!!!

椅子が2台あるではありませんか!!!

(T0T)嬉し泣き~~~。

良かった!

あとで伺った事ですが、Nさんが、気を利かせて持って来てくださったとのことでした。

なんと有難いことか!

感謝、感謝ですm(_ _)m



しかも、会場に入ると、既に調律は終わっていて、

ピアノも定位置にあり、

椅子も生徒&親御さん完璧に並べられてあり、

私は、何の心配もすることもなく、

声楽の生徒&コーラスのお姉さまがたの発声練習をすぐに始めることが出来、

12時45分~発声練習(カッチーニのアヴェマリア)
伴奏は、今年から大学卒業して就職決まり、先日挨拶に来てくださった際に

Gちゃんにお願いし、ちゃんと合うかどうか心配でしたが、

一度もレッスン見てないのに、この間の良さは、どういうことだろう。。。

多少のミスはあるけれど、とても歌いやすい伴奏。

間は、文句のつけようがない。。。

不安は一気に吹っ飛んだのでした。

1時より本番。

昨日急遽出演が決定となった、ヴィヴァラムジカコーラスの有志の皆さんと、

モーツアルトのアヴェヴェルムコルプス

カッチーニのアヴェマリア

モーツアルトのラクリモーザ

を歌いました。

昨日の今日で、このメンバーでこれだけ歌えるのは流石です!

Mさんお散歩行けたかしら。。。



プログラムには載っていませんでしたが、とても昨日の今日の演奏とは思えない良いできでした。

一生懸命、演奏を聴いたり話したりしていたら、


また演奏のお写真撮り忘れました。。。ガクリ。。。

いつものことですが、後でとても残念に思うのです。


と言う事で、気がついたときには、既に、勉強会終了して、

ご挨拶も済み、

かなり生徒達帰られたあとで、残った生徒&お母様方のお写真のみ撮れましたので

UPします。

生徒一人ひとりの感想は、できたら本日中に書きたいのですが、

少し休憩してから、また書きます。


※携帯で撮ったので画像がかなり良くなくて残念ですm(_ _)m



1番は、声楽です。Cちゃん声楽始めたばかりの4年生ですが、高い声は特に綺麗に出ていました。
これからも一生懸命練習して、いろいろな歌うたいましょう。
Gちゃんが伴奏してくれました。


2番のKくんもアヴェマリアを歌いました。ボーイソプラノの美しい響き、現在小6ですので、変声期前のつかの間の美声を響かせてくれました。堂々と歌えました。これもピアノで培った舞台度胸なのでしょうか。
Gちゃんが伴奏してくれました。


3番目は、昨年全日本ジュニアクラッシック音楽コンクールで全国で審査員賞を、そして先日オペラ御柱でも風の精のオーディションでも合格している中2のKちゃん王女様のようなドレスで、堂々と歌いました。自然な発声で、表情豊かに歌えました。伴奏はAちゃんお歌と良く合っていました。

5番目のMさんは難曲のすみれを朗々と歌われました。この曲を暗譜するだけでも大変ですのに、ほんと、良く頑張りました。音程も良くとても安定感がありました。伴奏はAちゃんです。

6番のKくんは、お母様とデュオ、一生懸命演奏しました。お母様のほうが、緊張していましたが、Kくんのほうがしっかりびっくりするくらい頑張って弾いていました。


7番のGちゃんもお母様のSちゃんとデュオかっこよかったですよ。
短期間でよくここまで頑張れました。お母様も素敵に弾かれていました。

8番のGちゃんのお兄ちゃんのKちゃんもデュオ。
お母様とブルゴーニュのこもりうたを弾きました。弾きこめばまだまだ良くなるでしょう。お母様少し緊張していたのに比べればKちゃん落ち着いて弾く事ができました。

9番のRちゃんは、中学生で、バンブの天体観測を先週決定し、
どうやら一生懸命練習していたけれど今日には間に合わなく、
本番舞台に乗るかどうか迷っていましたが、それでも頑張って弾ききりました。
しかし、今日になって練習しても用意周到に、普段からこつこつ練習しておかねば、
本番には痛い目に遭うのです。それでも、現実逃避することもなくやり遂げたことは立派でした。
良い学びが沢山あって良かったですね。今日の事は決して忘れないでくださいね。
次回にはもっと弾き込んだものを聴かせてね。

そして、10番のEさんのソナチネ。
本番凄く上がられましたが、感動しました。
私は普段の中の一番良い演奏を知っていますが、本番はそう簡単には最高の演奏は出ないもの。
大人は、子供よりさらに緊張度も高いですが、そんな中、最後まで弾ききられた事、
舞台に立たれたこと、立派でした!ピアノを生活の一部として使われている事理想的です。
素敵でした!

11番のEさんシューベルト本番は音程が良かったです。ボリュームもあり、堂々と歌われました。
伴奏のAちゃんもしっとりと弾いてくれました。

12番のKちゃんもいつもの事ながら、音程も正確。素直な声で聴きやすいけれど、
体を使ってもっと深いところから声を出すと感動ラインに乗るのに、あと一歩です。
しかしこつこつ長く焦らず勉強できる姿勢は素晴らしいです。伴奏はCちゃんがしてくれました。

13番門下生最年長72歳のIさん、昨年日本クラシック音楽コンクールで予選優秀賞を頂いています。春らしい素敵なドレスでたっぷりと歌われました。
雰囲気がとても良いですね。勉強会の一番最後にも素敵なコメントを頂きました。

ここからは、コンクール課題曲&スケールこちらで指定して、4曲中2曲私が選択して弾いて貰いました。スケールでは、少し戸惑った生徒もいましたが、その割りになんとかスケールも弾いていました。1番のFちゃんA2級の課題曲より、ヘンゼルとグレーテルとかわいいひよこをこちらで指定。しっかりした音でよいテンポで弾いていました。たぶん許されることならこの級で、もう一人、Kちゃんも出られたら良いなあと思っています。Fちゃん音も昨年よりしっかり鳴るようになってきました。
2番のHちゃん小1は、J.S.バッハのメヌエットとハチャトゥリアンのなわとびを指定し、
スケールも迷い無く、安定感のある演奏をしていました。あと一歩で王者の風格。
音をぴかぴかに磨きましょう。

3番のHちゃん小1はヴァンハルのソナチネ とおつきさまのはなしを指定。
スケール1オクターヴ少なかったような。。。繰り返しはしてね。
とてもしっかりした音で落ち着いて弾かれていましたが、少しずつテンポが遅くなっていくのは惜しいです。きちんと勉強している雰囲気は良いです。

4番のHくん小1は、バスティンのバンドの行進と、水兵さんの歌をお姉ちゃんのNちゃんと弾きました。しっかりした良い音です。
楽譜がしっかりと読めるように、そして一番ポイントの高い最後ではずしたり弾きなおしはNGです。
よく練習してください。立派に弾けました。

5番のYくん小1はこねこのおいかけっことバスティンのバンドの行進を弾きました。
歌心もあり好感もてますが、まだ粒が揃っていませんのでよく練習しましょう。しかし、
小さいのに訴えること、やりたいこと(意思)がしっかりと聞き手に伝わったのは凄いことです。




あと、お願いですが、私の手を舐めるのはやめてね(^^;)


6番小1のYちゃんはハイドンのメヌエット, ハ長調とおつきさまのはなしを弾きました。
しっかりした音で丁寧に弾きました。思いがけず舞台では、とてもお姉さんに見え落ち着いて弾けました。あとは、少し腕が硬いのでやわらかくする訓練もしましょうね。
一生懸命集中して弾けました。

7番小2のAちゃんはこねこのおいかけっことおつきさまのはなしを弾きました。
Aちゃんの好きな、ハイドンのメヌエットとマズルカではなくてごめんね。
きちんとしたテンポで、しっかりした音で弾けていました。
Aちゃんはコンクールは出ませんが、他の人たちと差はなく、見劣りは全くしませんし、
沢山の曲、良く譜読みして素晴らしい。
これからもがんばってください。少し肘が硬いのでまた勉強しましょう。



もう、今夜は、眠くてここまでが限界です。

睡魔が襲ってきました。

この続きは、明日になると思いますが、ここより下に書きます。


皆さん大変お疲れ様でした!

そして、ご協力ありがとうございましたm(_ _)m

それでは、おやすみなさい♪







おはようございます。
昨日書けなかった生徒達の続き書きます。


8番小2のSちゃんJ.S.バッハ◎メヌエットBWV Anh.115とおつきさまのはなしを
弾きました。歌心もあり、去年よりも硬さがゆるくなり、音もよくなってきました。
体も大きくなってきているので、今年は、かなりいい音が出てくれる事を期待します。


9番小2のRちゃん今回初参加ですね。こねこのおいかけっことハイドンのメヌエット ハ長調を
弾きました。慣れなくて、コンクールなども大変かもしれませんが、しっかりとした音が出ていますので充分これから伸びると思います。頑張りましょう。まず音が出たら今度は、響きを聴ける良いお耳で、綺麗な響きを作っていきましょう。

11番小3のCちゃんはパーセルのエールとバイエル62番を弾きました。
丁寧に落ち着いて弾けて素敵でした。上手なので自信をもってくださいね。良い自信はその人を光らせます。またプールでお会いしましょうね。

12番小4のNちゃんパーセルのエールと小人のパレードを弾きました。
テンポもしっかりしていて歌心もあります。
腕が使えていないので、手首や肘や一番大切な脱力の勉強をしましょうね。
ピッとしたクリアな音が出るとこの先いいことが沢山あるでしょう。


13番小4のKちゃんは、随分お姉さんの風格が出てきました。
スケールも簡単だったかな。チャイコフスキーのひばりの歌 とワルツを踊って!ソフィーちゃんを
弾きました。ひばりは思った以上にこれからの勉強次第でよくなっていく事でしょう。
とてもいい方向に向かっていると思います。間のとりかたや先に進む力など沢山勉強しましょう。

14番小4のCちゃんも年々安定感が高くなってきています。だんだんと安心して聴けるだけの技が備わってきました。モーツァルトの歌劇「魔笛」のテーマによる変奏曲とショスタコービッチの人形の舞曲より ダンスを弾きました。Gちゃん曰く、(彼も同時期にショスタコを弾いていますので)オレだったらこの時期、この完成度はありえないっす。。。とのことでした。
躍動感に満ち溢れた素敵な曲に仕上げて欲しいです。

15番小4のHちゃんはベートーヴェンのソナチネ 第5番 ロマンスとピエール・サンカンのワルツを踊って!ソフィーちゃんを弾きました。以前にもベートーベンは弾いていますのでちょちょいと弾いてはいましたが、コンサートとコンクールは違いますので、また念入りにお稽古しましょう。
去年より、Hちゃんも安定してきました。ソフィーは、腕や、体、背筋なども駆使して演奏できると
もっと歌い上げる事ができるのでこれからの課題としましょう。堂々としていました。

16番小4のMちゃんはパーセルのエールと小人のパレードを弾きました。
音も昨年より芯のある骨太の音になってきました。腕が硬いのが直れば、表現力が更に増すことでしょう。とにかく、手首と腕の力を抜く勉強をしましょう。勉強会デビューのときはMちゃんは3歳でしたね。とても懐かしい想いが込み上げてきました。

17番小4のYちゃんはモーツァルトの歌劇「魔笛」のテーマによる変奏曲と小人のパレードを弾きました。テクニックもどんどん上がってだんだん難しい曲も弾けるようになりましたが、モーツアルトは甘く見るとそれこそ曲にならないのでしっかり、いつもの2,3倍スケールなどの練習をしてください。
音も段々鳴るようになって来ました。

18番小5のAちゃんはW.A.モーツァルト◎ソナタKV189h(283) 第1楽章とプロコフィエフの月は草原の上にのぼる Op.65-12を弾きました。C級の二人は特に良く練習していると思います。小学校の生徒達のお手本になってくださいね。モーツァルトの音に近い音が出るようになってきてびっくり。
こつこつ良く練習している証拠です。Bassをもっと鳴らしたり、深い音作りも目指しましょう。



19番小6のKくんもW.A.モーツァルト◎ソナタKV189h(283) 第1楽章とプロコフィエフの月は草原の上にのぼる Op.65-12を弾きました。 Aちゃんのところでも書きましたが、C級の二人は特に良く練習していると思います。小学校の生徒達のお手本になってくださいね。前より丁寧な弾き方になって来ました。焦らず音の響きを良く聴いて、弾ければ更に素敵になる事でしょう。かつてよりは、力が抜けてきましたが、まだ肩があがりますので気をつけてください。


 
20番中1のMちゃんはリュリのジーグとメンデルスゾーンの浮雲 変ホ長調 Op.53-2を弾きました。
中学生になっていろいろ忙しいでしょうけれど是非、今のピアノのレベルを維持できるように頑張りましょう。Mちゃんらしい演奏でつい微笑ましく聴いていました。
あの間延びが、Mちゃんらしく、しかし、どうしてそうなるのか私にはいつも不明なのですが、曲は先に進むものですので、ゆったりおっとりも素敵ですが、テンポ感も感じましょう。そうするとまた違った素敵な曲になっていく事でしょう。音は綺麗でした。

さて、ここからは、グランミューズです。


1番Eさんは、モーツアルト◎ソナタkv Anh135第一楽章を弾きました。
大人の方々は、自ら進んで、音楽をやりたくて、ピアノを習いたくて来てくださっています。
はじめの声楽も頑張りましたが、ピアノに関しては、特にこの頃上昇株です。
かつてより随分と力も抜け、指もスムーズに動いています。
音楽も大変意欲的に、前に進めるようになって来ました。この調子で今後も頑張ってください。
家に帰ったら、自棄酒です!と、仰っていましたが、本番でこれだけ出れば上出来ではないでしょうか(笑)


2番音大卒教員のKちゃんはショパンのノクターンOp9-2を弾きました。
やりたいことが、わかる演奏になってきました。
左右のバランスは、丁度良かったです。27年間のうちで、一番意志力のある演奏だったのではないかと思います。微妙なミスは別として、音楽に光が出てきました。
Kちゃんの演奏を聴いて、初めて満足の方向に心が行きました。ピアノも良いけどそろそろお嫁さん貰ってもいいんじゃない?いろいろ経験すると音楽が更に深さを増し、味のあるものになっていくのでしょう。


3番国立音大4年のAちゃんはショパンのバラード第2番Op38を弾きました。
Aちゃんもこの曲の雰囲気がだんだん体に染み付いてきましたね。
まだ、中間部がテンポが微妙ですが、Aちゃんの技の中では、最高だったと思います。
これから、いろいろな曲が弾けるように、技を磨きましょう。
そして、何といっても音楽は、間が命。お人柄の良さが滲み出た演奏でしたが、
ロマン派と言えど、正しいテンポ感、拍子感はとても大切な事です。
お姉さんの風格が出てきましたが、更に研鑽を積んで、素敵なピアノを弾ける素敵なお姉さんになってくださいね。期待してます。


トリは昨年埼玉にお嫁に行きましたCちゃん。ピアノの先生もしています。
モーツアルトのソナタkv333第一楽章を弾きました。Aちゃんにラフマニノフを譲ってこの曲にしましたが、(結局Aちゃんもラフマニノフ弾かなかったんだけど)この曲が聴けて良かったです。
先日レッスンで聴かせて貰ったとき、注意したタッチが、驚くほど戻っていました。流石です。
前回の重さは何処へやら。軽快な、本来のCちゃんらしいタッチで、美しく清潔なモーツアルトを奏でていました。モーツアルトはお喋りです。対話です。ご主人とも毎日こんな風に対話できるときっと家庭も末永く円満に楽しく暮らす事ができるでしょう。


(画像は、左から麻美ちゃん、千春ちゃん、郡ちゃん)

麻美ちゃんは、東京から、千春ちゃんは埼玉から、郡ちゃんは山梨から来てくれました。



今回紫織ちゃんも勉強会参加予定でしたが、
急遽ピアノ講師の研修が入ってしまい来られず残念でした。



3人とも、大きくなりました。。。

そして、なんと温かく、人への心配りの出来る、

素敵な子達になったことでしょう!

そしてこの子達にどれだけ救われた事でしょう!

この子達も、将来は、きっと立派なお姉さん達になってくれることでしょう。。。




沢山の良い生徒達に恵まれて、こんな幸せな事はありません。。。

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