2020/06/11

父が退院しました

父が癌の末期で病院に入院していましたが、
最後は家で過ごしたいと言う本人の強い希望により
昨日退院することになりました。

前々から妹たちといろいろの準備をしてきました。
点滴のポールがきちっと動くがバリアフリーになっていなかったため
動線をスムーズにするために何時間も時間がかかりました。

今日は大雨ですが、昨日は天気が良くてよかったです。
朝8時過ぎに実家に出かけ、大きなテーブルをしまい我が家の
2人用の小さなテーブルを持っていきました。

点滴のポールがスムーズに動くためです。

小さなテーブルをセッティングして、
妹と2人でトイレまでの動線を試行錯誤を繰り返し

何とかいい感じに仕上がりました。

母の診察もあり、一足先に病院に出向き、
ずっと寝入っている父を起こし、
着替えをして帰りましょうと言うと、

もう退院しない。
ずっと病院にいる。と言ってまた寝入ってしまいました。

真っ白い、いえ、真っ青な顔をして
ただただ眠り続ける父を見て大丈夫だろうか?と、
かなり不安になりましたが、

やっとのことで着替えさせて、
妹の車で実家までたどり着きましたが、

吐いてしまい、それも何度も何度も、
なかなか車から降りることもできず、
抱きかかえても動けず、
母と妹と3人がかりでもなかなか先に進まず、

たった10メートルの距離を
なんと2時間もかけてやっとのことで
自分のベッドまでたどり着きました。

その後も吐いて吐いて、もう一度救急車を呼ばなければならないと思った位。

もうほとんど何も食べることができないので、
点滴だけが命綱。

朝8時過ぎからその作業が終わったのが夕方4時15分位。

もうくたくた。

母はその夜一睡もできず、
父では無いけれど、吐いて吐いて、
大変具合が悪く、今日は病院に点滴に連れて行き、
今日も朝早くから2時過ぎまで
親が歳をとると言う事はとても大変なこと。

母だけでなく私たちもこれがどこまで続くのやら。
不安がいっぱいですが、
少しでも平和に穏やかな気持ちで最後の余生を
家でのんびり過ごしてほしいと
また、痛みが少しでも和らいだりないように

先生方にも配慮していただき、
皆さんのお力をお借りして何とか頑張りたいと思います。

父よ、もう少し頑張ってね。

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