2023/10/09

日本クラシック音楽コンクール本選審

 本日、まつもと市民芸術館主ホール(大ホール)にて

日本クラシック音楽コンクール本選会があり、

審査に行って参りました。


いつものことではありますが、とてもレベルが高く

て、中にはピアノを演奏するために生まれてきた

かもしれないと思われるほどの演奏者もいるかと

思えば、しかしよく聴くと大曲ですが、

テクニックはしっかりしていても、

歌えていないとか、ハーモニーを感じていない

とか、曲だけ聴くと、本当にとんでもなく凄い

難曲ですが、それをきちっと自分のものにして

弾けるかと言ったら話は別です。


完璧なのに、呼吸がない方とか、古典派なのに、

めちゃくちゃロマンティックなベートーベンや

モーツァルトだったり。


近、現代スタイルは皆さん、かなり立派に演奏

されている方々がいらっしゃいましたが、反対に

バロック期の作品、バッハやウィーン古典派の

作品は、テンポがぶれていたり、抑揚がもっと

新しい時代だったり、すばらしいけれど、

とても惜しい演奏もいくつかありました。

門下生は1人も出ていないので、言いたい放題

つぶやいてしまいましたが、ピアノはやっぱり

難しいです。

特に本日のような主ホールとなれば、多分

何千人が入れるホールなので、

音が飛ばなかったり、また、pやppで弾いても

弱いだけで、意志力や響きがなくて、また、

音が鳴らないからといって叩いてしまっている方

とか、本当にもったいない限りの演奏を

目の当たりにして、本日も大変自分の

身に置き換えると勉強になりました。

生徒の皆さんには、今日学んだことを忘れないよう

に指導してまいりたいと思います。


こちら審査終了後に自撮りしたものです。





こちら、大ホール、黒を基調としているので、

艶やかな色のドレスはきっとよく似合うと思います

が、残念なことに、本日のコンテスタントの皆さん

は、特に中学生からの女子はほとんど黒のドレス

か、紺色のドレスをお召しになっていて、なんと

地味なのでしょうと残念に思った次第です。

1人だけ黒でも、センス良く着こなされている方が

いましたが、これは稀です。皆さん可愛いので、

もう少し明るい色を希望したいのは私だけでしょうか。

※こちらのホール、私だったら、キラキラとラメの入ったサーモンピンクか、

大きなお花の柄が入った

白系のドレスか、あるいは真っ赤なキラキラが入ったマーメイドラインのドレスがいいかなぁ。

もちろん曲目との相性もありますが、ホールとの相性も考えると楽しくなりますね。

※別に私が演奏するのではないから自由です。

個人的な主観で自由に意見を述べてしまいました。すみません。


本日の先生方と楽しく、充実したお仕事をさせていただきました。







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